
公務員てお堅いイメージがあるよね。
自分が採用されたら、馴染めるか心配。。
実際、どんな人が働いているの?
雰囲気はどんな感じなんだろう?

MARU子が5年間働いた役所の雰囲気や
印象に残った同僚・上司について
紹介していくよ。
基本的に静かな職場だが、実は個性豊か
基本的には静かで優しい人が多い印象
真面目にコツコツ、誠実に
国民の奉仕者として働く国家公務員。
開庁時間中は、ひたすら真面目に
静かに仕事を処理します。
利用者の方の目もありますのでね 笑
そこで働く人たちは、様々な個性、多様なバックグラウンドを持っていました。
ここでは、MARU子が5年間の公務員生活で出会った
ユニークな人々について紹介していきます。
方向転換して国家公務員になった人
司法試験から乗り換えた人
大学卒業後、25歳まで司法試験にチャレンジしていたが諦め
国家公務員試験に合格した同期。
実はこのルートで公務員になる人は一定数いるそうです。
それもそのはず。法律系の試験科目はそのまま使えますからね。
私の同期にいた司法試験女子は、世間知らずの私に
色々教えてくれたお姉さん的存在でした。
ブラック企業から転職した人
新卒で入った会社がブラックすぎて3年で退職。
安定した生活を求めて国家公務員になった先輩。
ブラック企業がよほどしんどかったようで
「俺は働きたくないから公務員になった!」
と堂々と言い切る、ある意味潔い方でした 笑
熊さんのような佇まいで一見怖そうに見える方でしたが
年下の彼女を大切にしている
実は面倒見の良い先輩でした。
中央省庁が激務すぎて、受験しなおした人
新卒で霞が関の某官庁に採用されたが
激務すぎてこれは無理だと悟り
翌年の採用試験をもう一度受け直した同期がいました。
私が働いていた役所は、国家公務員の中でも中央省庁の激務な雰囲気からは程遠く
県内の各エリアごとに役所が設置されていたので
どちらかというと市役所のようなローカルな雰囲気がありました。
この役所に入り直してからは、
彼女と過ごす時間も確保できるようになり
おだやかな生活を楽しんでいたようです。
プライベートを楽しんでいる人
華道の家元を継ぐ予定の人
「うちの母がお花やってるから、今度展示会の手伝いをするんだ。」
と話していた男の先輩。
フラワーアレンジメントかな?と思ったらガチの華道でした。
先輩が活けたお花の写真の美しさにビックリ。
派手な方だなぁ、と思っていたのですが
高さのある作品を運ぶために、あえてそのサイズの車にしたそう。
公務員にも色んな人がいるんだな~と思った瞬間でした。
自称・そば打ち名人
「ちょっと変わり者」で通っていた50代男性。
くるくるの天然パーマに眼鏡。細身で色黒の個性的な出で立ちに
早口なしゃべり方も独特な方でした。
コミュニケケーション力の高い私の同期が
興味本位でその方と仲良くなり、年賀状を出したところ
その方からの返信には「自分はそば打ちが得意で、年末には〇〇のそば粉を使ってそばを打ちました。
定年退職後は△△で蕎麦屋を開くのが夢で・・・云々」
と小さな文字でびっしり書き連ねてありました。
それ以来彼のあだ名は「そば打ち名人」となりました。
お酒大好き・公務員宿舎の階段でよく寝落ちする人
お酒が大好きで、誰からも好かれるキャラクターの40代上司。
暑気払いや忘年会など、飲み会があると必ず2次会、3次会と梯子し
翌日には必ず
「今朝さぁ~、目が覚めたらまた宿舎の外階段で寝てたんだよね」
「えー、大丈夫?怪我とか無かったですか?」
「うん、でも息子に呆れられた。。」
といったやり取りが定番となっていました。
普段は真面目に仕事をこなし、
家では双子の息子さんのよきパパでした。
恋愛・結婚で印象に残っている人
管理職研修で運命の出会いをした人
私が3年目に入ったころ、四国からキレイな40代の女性が
異動してきました。
全国から対象者が集まる、1か月泊まり込みの管理職研修に出た際
東京の方と出会い、遠距離恋愛を経て結婚されたそう。
10歳の娘さんがいる、優しくて素敵な女性でした。
基本的に各県ごとに管轄があり、県をまたぐ異動はない役所だったのですが
こういったケースでは全国規模での異動も可能。
国家公務員ならではのメリットですよね。
婚約中だったが、同期と浮気をして破談になった人
同じ県内で私の同期は13人。機会があるたびに集まっていました。
そんな中、婚約者と同棲中の男子が私の友人と浮気…。
男性側は中途採用で、なぜか「デキる男はみんな浮気してる」
という謎のポリシー(言い訳?)をいつも口走っていました。
修羅場の末、彼の婚約は破談。
私の友人と結ばれるのかと思いきや
私の友人が一人娘で、婿に入ってほしいという希望に添えない、と
結局そこも破局。一体何やったんや…
数年後、友人はお婿さんに入ってくれる方と結婚したようです。
まとめ
蓋を開けると本当に様々な方がいました。それは良い意味でもあり、ちょっと悪い意味でもあります 笑学生時代は皆同年代で、同じような価値観を持っていますから
ここまでのバラエティーの豊かさは無いのが普通です。社会に出ると年代も様々、人生で大事にしていることも様々です。
この多様さに触れていくことも
集団の中で働く面白さの一つといえるかも知れませんね!
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