【官庁選びのポイント】私が安定した公務員を辞めた理由

国家公務員のリアルな日常

せっかく安定した公務員として働いていたのに、
何故やめようと思ったの?

きっかけは?

MARU子
MARU子

私の場合は大きく3つ

転職を考える理由がありました。

どの官庁へ行くか考えているあなたに向けて

ここだけの話を正直にお伝えしていくね!

自分の視野が狭すぎると感じた

役所の中しか知らない状態に疑問を感じた

厳しい試験に受かって、やっと公務員になり
仕事を覚えるために全力で取り組み

良い事も悪い事も一通り体験した頃
ふと思いました。

自分の視野は狭すぎる、と。

自分の携わる仕事は、法律の中でも限られたごく一部。
役所の外の世界で、自分の仕事がどう役立っているのかも分からない。

このままでは後悔する気がする。

そう感じたのがきっかけの1つでした。

 

生き生きと働いている友人と比べてしまった

学生時代の友人はそれぞれの道に進み
たまの集まりで現状を報告しあっていました。

同じ公務員でも保育士になった子、裁判所に入った子、
出張の多い役所に入って飛び回っている子など
自分のやりたい事、興味を活かした職場選びができている友人が多かったのです。

それぞれ違った苦労はありましたが、「隣の芝は青い」とは
よく言ったもので

波風のない自分の毎日と
彼らの人生を比べてしまった部分は少なからずありました。

 

変化のない日々が辛かった

この仕事を定年まで続けるイメージが持てなかった

残業もなく、日々変わらない仕事。

黙々と同じ仕事をこなして
一通り慣れたら新しい学びもない。
クリエイティブな事は当然ない。

国の役所は特定の機能に特化されている所が多く
私のいた役所もそういう所でした。

私はあと40年近く
この生活を続けていくのか?

シンプルに想像がつきませんでした。

守るものや熱中する趣味があったら、辞めなかったかも・・・?

私は当時20代で独身でした。
自分以外に守るべき家庭は無く
「どうやって自分の人生を有意義に過ごすべきか」
に意識が向いていました。

熱中できる趣味もなく
平日も刺激のない毎日となると
貴重な時間を無駄にしているような気さえしてきました。

もし、没頭できる趣味で忙しかったり
家庭や子供のケアで忙しかったりしたら
仕事はヒマなくらいが丁度よかったのかも知れませんね。

堅い?退屈?公務員時代に印象に残った同僚・上司8選
に出てくる「家業を継ぐ予定の先輩」も
「この仕事は、他にやる事が決まっている人に向いているよね」
と言っていたのを覚えています。

当時、そこまで長期的に考えられなかった私は
「このまま行っても明るい未来は無い!」と
いう考えに至ったのでした。

 

人間関係

うまく人間関係を構築できなかった

元々人見知り陰キャだった私は
なかなか先輩たちに話し掛けて仲良くなることができませんでした。

隣の総務課にいた同期が異動してしまってからは
親しい人もおらず、淋しい毎日になってしまいました。

それに比例して、仕事へのモチベーションも急降下。

もっとコミュニケーションが得意だったら
また違っていたかもしれませんね。

男尊女卑の課長

総務課の課長は時代錯誤な人で
女性は結婚したら家庭に入るべきと
本気で思っている人でした。

令和の時代にそんな事を言ったら
即ハラスメント認定ですけどね 笑

そんな考えの課長なので
家では子供に口もきいてもらえないとぼやいていました。

ある時、総務課の女性の先輩が結婚してからは
課長の風当たりがキツくなり
ついに先輩は精神科に通うように。

よく仕事中に給湯室で泣いていました。

女性が長く働ける仕事だと思って選んだのに
この職場って何・・・?

段々と疑問が大きくなり
転職を決めました。

 

自分に合った官庁選びが大切

正直、採用されればどこでも良かった。それが最大のミス

そうです。当時は採用されればどこでも良かったんです。
とにかく採用されたらゴール、と思っていました。
それが大きな間違いだとは、合格に向けて必死な当時の私は気づきませんでした。

当時はどこの役所を見に行っても、
なんとなく良さそうに見えていました。
今思うと、完全にフィルターがかかってましたね。

恥ずかしながら、私が某役所を選んで面接を受けた理由は
自分の興味や適性からではなく

後に同期となる友人から
「あそこは楽らしいよ」と聞いたからでした。

それまでは、そんな役所が存在する事すら知りませんでした…。

そして、他にも複数面接を受けた中で
最初に採用連絡をくれたその役所に入ったのでした。

 

自分を知る努力をしよう

学生のうちから自分の得意分野や苦手な事を
理解するのは大事なことだと思います。

たとえばインターンに行けるなら、行ってみましょう。
自分は単調な仕事は苦手だな、とか
多少にぎやかな職場が合うな、とか
見えるものがあると思います。

たとえそれが嫌な経験だったとしても
そこから自分の向き、不向きが少しでも掴めたら
それは、その後の指標になる大きな収穫ですよね。

大学は人生のモラトリアム、なんていいますが
将来を見据えて行動しておくのは大事だよな、と
いまだから言えるお話でした。

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